パリの薬草店で働く薬剤師のブログ

エルボリストリ薬草帖

おくすりについて・・・とMYLOHAS掲載のお知らせ

JUGEMテーマ:フィトテラピー

 

こんにちは。

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

今日はおくすりについてと植物療法について。

 

 

 

 

ここ最近、何人かのお客様や知り合いから

 

 

「薬のんじゃいました、ごめんなさい」 とか

 

 

「私は薬を飲んでいるのでハーブでは効かないと思う」や

 

 

「ハーブやアロマテラピーとかって、変わってて入りにくいと思っていたけど・・・(違った!)」

 

 

 

というようなお声をいただきました。

それを受けて気になったので今回は植物療法や医薬品についての考えをお伝えしようと思います。

 

 

 

 

確かに、 「薬を飲みたくない」 といって植物療法のご相談にいらっしゃる方は多いです。

 

 

 

ですので結果的に

 

 

 

「お薬をのまなくても大丈夫になった・・・!」という方もいらっしゃいます。

 

 

 

もちろん、それは良いことなんだと思います。

ご本人が植物療法をとりいれた結果に満足され、そういうお声をいただけるのはとても嬉しいです。

 

 

 

しかしどうか誤解しないでいただきたいところがありまして。

わたしは決して「薬をのむな」とは言いません。言ったことありません。

薬を排除するために植物療法を行っているわけではありません。

 

 

 

ですので「今はその薬を飲んでおいたほうがいいですよ」 と言うこともあります。

 

 

 

薬と植物では、アプローチが違います。そして「医療」と「植物療法」は対角にあるものではありません。

 

 

 

わたしは薬剤師だからこそ、薬をただ怖がらずに、なぜそれが今処方されているのが、どうして必要なのか。

良い面もそうでない面もお伝えすることができます。

 

 

 

 

もし、ご自身の健康のことで何か気になっていることがあるのであれば、お気軽にお店にいらしていただきたいと思っています。

 

 

 

 

中には「この薬は何?」とフランスのお医者さんに処方されたお薬の相談をしにいらっしゃる方もいます。

(それもご遠慮なくどうぞ。)

 

 

 

 

 

 

大切なことは ご自身が決めて、希望する形で植物療法を取り入れていただくことです。

 

 

 

 

もしかしたら植物療法がどこか「特別なライフスタイル」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

 

 

このたびMYLOHASにとても素敵に植物療法やHerboristerie du Palais Royalのことを紹介していただいています。

植物療法やお店のことが少し身近に感じていただけるかも?

リンクはこちら

 

 

 

 

エルボリストリにいらっしゃるお客様も、多くの方がベジタリアンとかヴィーガンというわけではなくわたしもそういう生活はしていません。みなさま好きなように流行りの食材をとりいれるもよし、断食してみるもよし。気になったものはやってみるといいと思います。それで何かに気がつくことができるかもしれないし、何か開くかもしれないし・・・!

 

 

 

 

私自身は肉も魚も野菜も果物も(果物は実は少し苦手)時々甘いものも・・・なんでも食べます。

 

 

 

 

心がけているのはなるべく加工されていないもの、そしてバランスが偏らないようにするということ。

Bio(オーガニック)にこだわっているわけでもないです。でもなるべくマルシェで、農薬を使っていない生産者さんの新鮮な食材や季節のものを、取り入れるようにしています。

 

 

 

 

とにかく何かに偏らないように っていうのがわたしの 健康な心・体のためのモットーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、今回はこの辺で。

 

寒くなってまいりましたのでみなさま風邪ひかぬようお気をつけくださいませ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

KAORI