妊娠中期の記録と植物療法
皆様こんにちは。薬剤師・植物療法士のカオリです。
12月に入ってからエルボリストリでの仕事をお休みさせていただいておりまして
おかげさまでゆっくりのんびり過ごしています。
今回は妊娠中期について記録しておこうと思います。それと合わせて使用した植物療法などもご紹介します。
さて、妊娠中期といえば母体も赤ちゃんも安定してくる時期。
しかし私にとっては一番キツかった時期です。
つわりが最も強くなり、むくみでぱんぱんに膨れ、手の指がひどく強張って動かせない。
ヘルペスにもかかったし!治りが非常に悪かったです。
リジンのサプリメントとエキナセアのティザンヌ、そのほか精油などを駆使して鎮静化。
そして仕事のストレスダメージが最大に❗️
帰り道はお腹が張って、脚も棒になりパレロワイヤル庭園をうずくまりながら歩いていました。
またとある日に急に起きた痒みの発作。夜限定で、ベットに入ると決まって火がついたように足の裏が真っ赤に腫れ上がり痒みがワーッと襲ってくる。
病院では妊娠性肝内胆汁鬱滞症という妊娠合併症を疑われましたが(もしそうだと赤ちゃんに重大な影響が…)幸いこちらの疑いは晴れました。
痒みの正体は、汗疱性湿疹との診断。
足底の皮が蛇の脱皮のように綺麗に剥けてきています…
こればっかりは普通に皮膚科で処方されたステロイド外用剤を数日使用し、抗炎症作用のあるカレンデュラのクリームを塗って痒みは治りました。
脚のむくみに関しては、フランスでは医療用着圧ソックスも健康保険でほぼ全額、カバーされます。(数ユーロ払ったくらい)
振り返ってみると、これまでこんなに色々と医療機関にお世話になったことが(仕事以外で)無いので
フランスの医療保険制度のありがたみを感じているところです。
さて、これらを総合した植物療法によるケアとして
赤ブドウ、ネトル、スギナなどもティザンヌなどで使用しましたが
一番良いと感じたのが芳香蒸留水のハマメリス、カシス。
芳香蒸留水は非常に使いやすくて、 後期に入った今でも重宝しています。
フランスでは飲用できるものも多いです。(必ず相談の上でお願いします)
色々と経験したことを書きましたが、妊娠中は様々な身体の変化、不調がつきもの。
ただ多くの方が特に相談することもなく、我慢しているのではないでしょうか。
それは残念だしやっぱり妊娠中ハッピーに過ごしたいですよね。。。
正直言ってこんなにも不調を抱えていると、周りから 妊婦生活楽しんでね! といわれるたびに
負担に感じていました。メンタルも弱ってくるので、妊娠うつにもなりましたしね
幸い植物療法という手立てがありますので、悲観的になることはなく、皆様の励ましは本当に嬉しかったです。
妊娠出産に限ったことではなく、病院に行くほどではないと何か心身の不調を抱えていても自分の中にしまっている人って多いです。周りからは見えないですよね。
今後、そんな不調のご相談にもお応えできるようなものを作ってゆきますよ☺️
妊娠後期は、、妊娠糖尿病との日々。改めて記録したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた🌝
カオリ